発表会
私の夫はストーカースキルとともに探偵スキルが高いので、配送会社の車のエンジン音を聞き分けることができる。
夫が突然「…来る!」と立ち上がり、インターホンの前で待機。
配達員が我が家のピンポンを鳴らして1秒以内に応答し、扉を開ける。
かなり不気味な逆ピンポンダッシュだと思う。
私たちは通販大好き夫婦だ。
平日は私が仕事でいないし、夫は昼まで眠っている。
なのでいつも配達時間は午後に指定して注文している。
月曜の朝。
インターホンが鳴り、夫が眠気眼で扉を開けるとクロネコヤマトの配達員が段ボール箱を持ってそこにいた。
「この商品、午後の配達指定になってたんですけど、駐車場にご主人の車があったんで来ちゃいました」とのこと。
わたしたちはアパート暮らしなので駐車場にはたくさんの車があるにも関わらず、彼はわたしたちの所有車を特定していてビックリした。
それと同時にこの配達員、夫といい勝負の探偵スキルの持ち主だなと感心した。
昔購入した永谷園の味噌煮込みラーメンのパッケージにいた遠藤を夫が切り抜いてニベアの缶にくっつけていた。
遠藤の服の色とニベアの缶の色が一致していて新たなニベアのイメージモデルみたいになっていた。
昨日、義実家での食事会に招待された。
県営団地に引っ越したので新居のお披露目会的ご招待だ。
といっても新居を見たことがないのはわたしだけだった。
以前新居を見にいった夫が「孤独死を連想させる住まい」と言っていたのでかなり不安である。
お披露目会に出席するメンバーは義父、義母、夫、わたし、義弟、義弟のお嫁さんの6人だ。
義父や義母、義弟夫婦は全員穏やかでとてもいい人たちばかりだ。
2〜3ヶ月に1回はこうして義母の料理をいただきながら6人で日曜の午後を過ごす。
義実家は昔からお金に困っていたみたいなので、こうして食事に招待されるたびすごく心配になる。
昨日のメニューはケンタッキーだった。
6人分のケンタッキー、ポテトやお刺身、ロールキャベツに赤飯、いちごまであった。ますます心配になった。
昨日はそれぞれの職場の愚痴を4時間くらい言い合った。
「わたしは○○が原因で前職を辞めました発表会」だった。
みんなの愚痴を笑い飛ばし、わたしの愚痴も笑い飛ばしてもらった。
楽しい一日だった。
昨年義母の誕生日を忘れてしまい、今年こそは忘れないようにすると過去のブログにも書いていたが、誕生日が終わる数分前まで忘れていたことをここに書き残しておきます。