帰省6
今の実家に住む前に住んでいた家を覗いてきた。
祖母がオーナーで、私たちが出て行った後も2~3組くらいの人が住んでいた。
私たちが住んでいたのは私が生まれてから9歳くらいまで。
トイレのこのシール。覚えてる。
かつての居間。当時はエアコンなんてなかった!
汲み取り式なのは変わっていないが、次に住んだ人がお年寄りだったのでバリアフリー化されてた。
チューリップの白いタイル覚えてる。
お風呂は追い炊き機能がつけられてた。
そしてここもバリアフリー化。
かつての寝室。
わたしはここで弟と昼寝をしていた時、障子の向こうから部屋に入ってきたらしき一つ目小僧に足を引っ張られたことがある。
6歳くらいの出来事だったが鮮明に覚えている。
思い出がいろいろ詰まったこの家。
今は誰も住んでいない。
あんまり変な人には住んでほしくはないが、それだと祖母の家賃収入がなくなり生活が困るので、早く次の人が見つかったらいいなと思ってる。
お正月と言ったらお餅!な我が家。
(父は1日に12個くらい食べる)
私が一番好きな食べ方は砂糖醤油をつけて食べる焼きもち。
今朝は2個食べた。
お昼は母と夫の3人でパイ生地のピザが有名なパスタ屋さんに行ってきた。
順番待ちしているとよく行っていた美容師Nさんに偶然会う。
順番待ちしているとよく行っていた美容師Nさんに偶然会う。
あまり話せなかったけだど顔を見れてよかった。Nさんの旦那さん、夫と雰囲気が似てた。
青じそと明太子の和風パスタ。
あっさりしていて美味しかった。
店の前にいた熊の人形。
冬眠から無理やり起こされた感じ。
『今日こそは!』と、豆田町リベンジをはかるもまたもや雪で通行止めをくらい失敗。
途中で寄ったガソリンスタンドに掲げられてた看板がいい味だしてた。
我が家は焼肉大好き人間の集まりだ。
友達から『お前んち、焼肉家族』と言われたこともある。
網にくっついた肉をひっくり返す際に肉が千切れる事でできる“小さな肉片”を父はたいそう気に入っていた。
亀の親子みたいに大きな肉の上に小さな肉片を置いて大切そうに焼いていた。
やはり私は父親似だ。
ちなみに私はタン塩を愛している。
帰宅後、母が父の背中を揉みまくっていた。凝っているらしい。
揉まれすぎて父の背中は赤く腫れていた。
老いていく親を見るのはなかなかつらいものだ。
そのあと、父がどっかの庭からちぎってきたグレープフルーツのようなものを夫に食べさせていた。
夫は断ることが苦手なようだ。
父自身も『美味しい』と言いながら食べていたが眉間にしわが寄っていた。
今日こそは朝まで語りあかそうと言っていた母が今日も寝て起きないので私も夫と眠ってしまった。
明日はついに帰る日だ。