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栗好き

おなかいっぱい食べたい。

帰省1

今日から一週間、実家に帰ることになった。

実家は福岡なのでここから新幹線で5時間以上かかる。
夫も私の実家の人たちを好いてくれているので気持ちよく同行してくれた。

 


最寄り駅構内にある不思議なオブジェはかつて行われた万博の名残り、とのこと。

 

わたしは地元が嫌いだ。
地元を離れるという点においては、遠くへ嫁ぐことになんら抵抗はなかった。
ただ、家族と離れてしまうことは別だった。
特に母。

 

私と母はいつも一緒だった。
友達と呼べるような人も多少はいたが彼らと過ごす時間はどちらかと言うと退屈だった。
友達といるよりも母といるほうが楽しかった。
しかし私が結婚したことで私たちの関係は少し変化したように思う。

 

母と娘、と言うよりは『この世に生を受けた同志』、みたいな。
わたしが母と異なる姓を名乗ることで私たちの関係にまで変化をもたらしたのかもしれない。

 

出発前、東京駅にて。レディース3。

 

東海限定のチップスターはほんのり甘さのある塩味だった。
でも180円は高過ぎだ。

 

5時間後、小倉駅に到着。
そこから1時間近く歩いてようやくホテルにチェックイン。
広くて清潔感のあるとても綺麗なホテルだった。

 


歩きすぎて足の裏が燃えていた。

 

夜は元同僚の人妻Kさんと食事に行った。
彼女は私にとって友人に1番近い人だった。
久しぶりの対面に初めはぎこちなかったがすぐにほぐれた。
話しながら彼女と接する時の自分のキャラクターを思い出せたからかもしれない。
わたしは相手のニーズに合わせてキャラクターを使い分ける癖がある。
でもキャラクターの使い分けは2個までが限界だなと感じた。

 

私たちは約3時間、1年半の空白を埋める会話を楽しんだ。
Kさんと夫を会わせることもできた。
夫は会うことに消極的だったけれど、会わせるチャンスは今しかないと思いわがままを言ってしまった。

 

2人は多分似ている。
人に気を使ってしまい無言を作らないようにとてもおしゃべりになってしまうところ。
わたしにもそうゆう節があるが2人のおかげで今回は出さずに済んだ。

 

Kさんは相変わらずだった。子煩悩でせっかちでフランク。
今でもまだ不倫をしてるのかは聞けなかった。

 

別れ際、レジで代金を支払う際、Kさんがおごってくれると言ってくれた。
わたしはハンバーグも食べたしケーキも食べたしでなんだか申し訳ないなと思いつつ、Kさんにお礼を言い、店を出ようとした。

 

するとKさんと店員さんに呼び止められた。

 

おごってくれたのはケーキのみでハンバーグは含まれていなかった。
恥ずかしくて消えたくなった。
でもこうゆうところがKさんにとってのわたしらしい気がした。
1381円を素早く支払い、早足で店をあとにした。

 


ホテルに帰還。
あまり面識のない人との会話が苦手な夫はKさんとの対面に少し疲れたようだ。
自分の役目を終えた彼は、再びインターネットの海に帰っていった。