脇が甘い
職場から30分ほど歩いたところに大きなお風呂があるネカフェがあるとの噂を聞いて仕事終わりに行ってみた。
お風呂の他にリーズナブルな食事も提供していて口コミの評価も高かったのでかなり期待して向かった。
無事到着、即大浴場へ。
写真ではかなり広そうだったのに実際見てみるとロッカーが10個しかなく、すべて使用中のため荷物が置けない。
すなわち入れない。
仕方ない、先にごはんでも食べてるかとレストランフロアへ行くもそこも狭く満席。
はなからネカフェ本来のサービスである漫画を読んだりネットをしたりする気もなく、風呂と食事しか頭の中になかったので一気にテンションがさがる。
カウンターへ行き開始5分で退室手続き。550円を無駄にしてしまい自暴自棄になる。
往復1時間無駄にしてしまった。
やはりわたしにはあの銭湯しかないと思い例の銭湯に早足で向かった。
到着。
土曜日だからか昨日よりも空いていた。
そして昨日よりも若い人が多かった。
わたしも2回目の銭湯なので昨日よりも荷物のまとめ方とか洗う手順とか手際がよくなった気がする。
初めて来た風の女性が湯船からじっとわたしの動きを見ていた。
彼女にはわたしが常連に見えているのか、それとも脇毛を処理しないまま大胆に腕を上げ洗髪しているわたしの勇ましい姿に驚いていただけなのか。
真実は闇の中、湯けむりの中だ。
いずれにせよ銭湯はいい。
10枚で4200円の回数券もあるみたいだから次回からはそれを使ってみよう。