メロンの尻
しかも高級マスクメロン。
職場のおじいちゃん職員がくれた。
『メロンのお尻が柔らかくなったら食べごろだからね~』と言っていたので毎日揉んでる。
わたしはこのおじいちゃん職員が好きだ。
穏やかでいつもにこにこしていてお地蔵さんみたいな人だ。
自分のこと『オイラ』っていうところも好き。
この前おじいちゃんに『ずっと長生きしてくださいね』と言ったら『オイラの周りはいい男からどんどん死んじまってるからな~~。次はオイラじゃないかな~。』と言っていた。
おじいちゃんに何かがあってこの職場からいなくなったら私はここを辞めてしまうかもしれない。
メロンおじいちゃんのことは好きだが最近私を悩ませるおじさん職員が1人いる。
悪い人ではないのだけれど、その人は仕事中よく話しかけてくる。
独り言も多く、声もでかい。
何か話しかけられてもはじめは聞こえないふりして無視していたのだが、最近は私が反応するまでずっと待たれているのでかなりうざい。
楽しい話ならまだしも、それが愚痴だったりどーでもいい話だったりするので発狂しそうになる。
この悩みを何とか解決したいと思いネットで『仕事中に話しかけてくる社員が嫌』で検索してみたらこんなアドバイスがのっていた。
もしこのアドバイスを友人なんかに対面で言われたりしたら多分私はその人に今後一切悩みを相談しないだろうし友人関係を清算してしまうかもしれない。
わたしは愚痴ってばかりの中年男性が寄ってくる星の下に生まれたんだとあきらめるしかなさそうだ。