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栗好き

おなかいっぱい食べたい。

はじめましてのパンケーキ

先日、職場で知り合った同い年の女性とパンケーキを食べてきた。

きっかけは仕事の休憩中。私がコッペパンを食べていたら口もきいたことなかった女性が突然メールアドレスの書かれたカードを渡してきて「パンケーキ好きそう」と決めつけてきた。そして彼女とパンケーキを食べに行くことになった。

わたしはあまり人と交わるのが好きではない。
特に若い人が苦手だ。
でも断るのはさらに億劫だったのでとりあえず行ってみることにした。(というか初めから行くしか選択肢はなかったようにも思う)

今まで彼女を職場で見かけたことはあっても話をしたことは全くなかったので「なんで私を誘ったんだろう」と不思議に思ったが、たぶん世代が近かったからとかそんな理由なんだろうなと思った。
職場はほとんどが40代~50代の人ばかりだしそういう人とは話が合いそうになかったんだろう。そこはまぁ私も共感できる。

そして当日。約束の時間になり約束の場所に彼女が車で迎えに来てくれた。

黒光りした高そうな車。車内もピカピカでカーナビが青い光を放っていた。
彼女の私服は仕事中の雰囲気とは全く違ったかなりイケイケなおしゃれ女子野郎だった。
わたしは毛玉のついたセーター、仕事用に使っているリュック、くたびれたコートを着てここに来てきてしまったことを深く後悔した。

目的のパンケーキ屋に到着。
彼女と職場のこと、夫婦のこと、義実家のことを話した。
話すことは楽しかったしパンケーキも最高に美味しかった。
彼女はとても話しやすく、わたしの話に食いつきとても良いリアクションをしてくれた。

途中わたしの中でふと彼女から距離を置こうとする自我が芽生えたのをリアルタイムに感じた。
わたしはわたしのそれを見逃さなかった。
多分私に友達がいないのは全部コイツのせいなのだ。
得るものがあるかないかで知人をはかりにかけ、すべての答えは「NO」。
でもこの時のわたしは変に冷静で、自分のそうゆう打算的なところを戒めたいと思った…のかは解らないが、『得るものなんか何もなくたっていいじゃない!』みたいな気持ちを強制的に芽生えさせた。


キャラメルとナッツのパンケーキ超美味しかった。
バナナもほんとは嫌いだけどバナナ嫌いな人と思われたくなかったから無表情で全部食べた。ジンジャエールを注文したらオレンジジュースが来たけど黙って全部飲んだ。

 

そしてパンケーキを食べ終わった後、私の方から彼女に『次はちがうところに行かない?』と誘ってみた。
これはかなり画期的なことだ。
すると彼女も少し物足りなかったらしく、近所のガストに移動した。

まぁそこでも話す内容も職場のこと、夫婦のこと、義実家のことなんだけどやっぱりちょっと楽しかった。
話の内容というより、社会科見学的な感じかもしれない。自分には今まであまり経験したことのない友達関係を持続している人たちの空間を体験できた感じだった。

帰り際、彼女の方も社交辞令かもしれないがまた食べに行こうと誘ってくれたし、私もまた彼女と話をしてみたいなと少しだけ思った。

わたしは人と話をするとき、相手の満足度を満たすために沢山話をしまうことが多いのだけど、それはかなり精神的HPが削がれてしまう。
マイペースにできたら苦労はしないのだけどそれがなかなかできない。
だけどやっぱり昨日はちょっと楽しかったのかもしれない。
変なの。