栗好き

おなかいっぱい食べたい。

帰省4

朝起きて窓を開けると一面雪だった。
毎年元日は雪が積もる。
窓の向こうで誰かが犬の散歩してた。
犬の方が寒そうだった。

 

わたしの母は元調理師なだけあって料理がめちゃくちゃ上手い。
おせちも毎年かなりしっかり作る。
今年の栗きんとんは茶巾絞りだった。
伊達巻にわさび醤油つけて食べたら母にびっくりされた。

 

我が家のお雑煮は少し薄め。
材料も白菜と蒲鉾、鶏肉のみのシンプルなもの。
おもちは2個たべた。

 

久しぶりにみかん食べた。甘くておいしい。3個食べた。
 
わたしは昔からみかんの身についてる白い皮もむくんだけど、これは結構少数派らしい。
むかない人は口の中がもごもごしないのか謎だ。
 

 

私が昼寝してる間に夫は母から母が父と結婚するに至った経緯を聞いたらしい。
母は祖父が水死したその日に父と出会っている。
友達の知り合い?みたいな感じだったらしい。
その後付き合うことになるが価値観の違いから2人は喧嘩をし、母はこの人とは無理だと思い別れることを決意する。
ある日母がふさぎ込んでいると、父が突然会いに来た。
理由を聞くと、父曰く『みどりのセーターを着た男の人が夢に現れて“もう許してあげなさい”と言われた』とのこと。
母は祖父が生前よくみどりのセーターを着ていたことを思い出し、2人は仲直りをし、のちのち結婚することになったらしい。

 

本当かわからないけど、私と夫も付き合うことになったその日に夫の祖母が亡くなったので何だか近いものを感じてしまった。

 

祖母曰く、『元日は家から出るべきではない』とのこと。
夫と母は暇を持て余し花札を始めた。

 

次に夫と父、弟の3人で麻雀を始めた。
牌が透けてたので袋で隠しながらやってた。結構盛り上がってた。

 

 
わたしの母は市役所で働いている。
先週、上司から“市の魅力をもっと世間に伝えるために何かアピールできることはないか?”と課題を出されたらしい。
あんたたち、なんかいい案ない?と聞かれるが私たち夫婦は何も思い浮かばなかった。
そんな時に弟がボソッと『おれの友達は若くして組長になれた』と言ってた。
昨日の会話だけど、何故か今日寝る前に思い出してクスッときた。